マイスターエンジニアリンググループ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野大介、以下「当社」)は、千葉県佐倉市の「ME技術センター」で実施するエンジニア教育プログラムについて、職業能力開発促進法に基づき千葉県知事より2026年3月19日付で「認定職業訓練」として認定書を授与されことをお知らせいたします。
本認定を通じて当社は、公的基準に裏付けられた「認定職業訓練校」として、体系的かつ再現性の高いエンジニア育成体制のさらなる充実を図ってまいります。

認定取得の背景と目的
社会・経済活動の基盤となるインフラの多くは電気・機械技術によって成り立っています。一方で、設備保全やメンテナンスの現場では人材不足が年々深刻化し、2045年には需要に対して5割が不足すると予測されています(2023年当社調べ)。当社はこうした課題に対し、安定的な人材確保には未経験者も含めて計画的に育成する仕組みが不可欠であると考え、人財育成を事業戦略の中核に据えています。具体的には、文系出身者や未経験者、女性など、これまでエンジニアという職業を選択しにくかった層へのアプローチ手段として、理論と実践を両立させた「科学的な教育」を通して、長期的に活躍できるエンジニアの育成を目指しています。
今回の認定取得は、当社の研修プログラムが教科内容、訓練期間、設備体制において、国の定める厳格な基準に適合していると公的に認められたものです。当社では、このような取組みを通して教育の属人化を抑制し、科学的なアプローチに基づく研修カリキュラムを継続的に提供するとともに、その内容を企業の資産として蓄積していきます。
当社が提供する職業訓練の特徴
実務直結型の短期過程
今回認定を受けたのは、実務に直結する技能・知識を短期間で習得することを目的とした「短期過程」です。通信制と面接指導(実技研修)を組み合わせ、豊富な現場経験と高度な教え方のスキルを持つプロの講師陣が指導します。現場ニーズの高い分野を中心に、未経験でも基礎力と安全意識を段階的に身につけられるカリキュラムを構成しています。
| 訓練の種類 | 訓練科名 | 期間 | 内容のポイント |
|---|---|---|---|
| 普通職業訓練 短期過程 | 重電設備メンテナンスマイスター(ベーシック) | 13日間(91時間) | 重電設備のメンテナンスに必要な電気・機械の基礎、機器の組立て、配線作業、高圧配電盤の操作、低圧・高圧電気取扱特別教育など |
| 普通職業訓練 短期過程 | 半導体製造装置メンテナンスマイスター(ベーシック) | 15日間(102時間) | 半導体製造装置のメンテナンスに必要な機械・半導体の基礎、機器の組み立て、PLC制御技術、装置の定期点検方法、クリーンルーム内での実習など |
認定職業訓練校として実現する価値
1. 安心して学び、働ける環境
国の基準を満たした訓練校という信頼に加え、期間中も給料を受け取りながら専門技術を習得できるため、生活面の不安を払拭しつつ学びに集中できる環境を整えています。これにより、専門性の高いフィールドエンジニアリング分野への、未経験からの挑戦を強力にバックアップします。
2. 教育品質の標準化と可視化
従来のグループ内研修を公的なカリキュラムとして再構築し、指導内容や教育品質のバラつきを抑制。教育を属人化せず、組織の試算として蓄積・継承していきます。また、学ぶ機会を公平に保証することで、訓練生が自らの成長を実感できる育成基盤を整え、モチベーションと定着率の向上を図ります。
今後の展望
当社が導入する「短期課程」は、実務を見据え、限られた時間で現場に必要な技能・知識を着実に習得することを目的とした課程です。まずは『半導体製造装置』『重電設備』の分野から開始し、今後は幅広い現場ニーズに対応した専門課程の拡充を目指します。認定職業訓練校としての取組みを軸に、当社では「門戸開放と科学的教育」の基盤をさらに強化し、実践的なスキルを備えたエンジニアの育成を通して「技術で、社会を支える」人財の輩出に貢献してまいります。
< マイスターエンジニアリンググループ >

マイスターエンジニアリンググループは、1974年の創業以来、「技術で、社会を支える」エンジニア集団として、人々の日常、社会・経済活動を支える製造業・インフラを未来へと繋いでいくことを使命に、高い技術を持つ中小企業が集まり、協働する「技術サービス連邦※」を形成しています。
※技術サービス連邦:マイスターエンジニアリンググループでは、高い技術力を持つ中小企業の事業を継承し、仲間として迎え入れています。参画企業同士がそれぞれの強みを活かしながら自立し、互いに支え合い・協働し合うことで、ともに成長を目指す連邦型の経営基盤を構築しています。