株式会社マイスターエンジニアリング(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野大介、以下「当社」)のグループ会社でシニア技術者を中心とした雇用創出に取り組む株式会社マイスター60(所在地:東京都千代田区、取締役社長:山脇雅彦、以下マイスター60)は、2025年9月8日、敬老の日を前に、60代技術者500名を対象とした「生成AI活用実態調査」を実施しました。

今回の調査は、IT・建設・製造分野で活躍する60代の技術者500名を対象に行われたものです。結果によると、60代技術者の 4人に1人(26.6%)が週1回以上生成AIを利用しており、同世代の非技術職(11.9%)の約2.2倍 に達していることが明らかになりました。


利用者の約8割が「業務時間の短縮を実感した」と回答し、特に半数以上は 「技術者としての経験がAI活用に役立つ」 と捉えています。例えば、AIの回答の正誤を判断する力や実務への応用力、適切な質問を投げかける力といった、長年培ってきた知見が活きていることが示されました。
また、AIを活用する技術者ほど新しい学びへの意欲も高く、 「定年後も新技術を学び続けたい」 と答えた割合は84.2%にのぼっています。世代を超えて経験を伝え、若手からも新たな知識を吸収する姿勢は、まさに「経験知×AI」が生む新たな価値といえます。

マイスター60は「年齢は背番号 人生に定年なし®」を共通の価値観として掲げ、シニア人材の活躍の場を広げてきました。今回の調査結果は、シニア技術者が単に「支えられる存在」ではなく、最新技術を使いこなし、社会を支える重要な現役プレーヤー であることを示しています。

関連情報
< 株式会社マイスター60について >

高齢化社会に向けた社会的意義のある事業として「中小企業投資育成法」の設立投資第1号の適用を受け、1990 年(平成2年)に設立、高齢者の雇用創出に取り組んだ結果、9,200人を超える高年齢求職者と企業とのマッチング実績を積み上げてまいりました。経営理念である「雇用機会を創出し、人々の生きがいを弘め、生涯現役文化をひらきます。」を軸に、「年齢は背番号 人生に定年なし®」を共通の価値観として、深い知識、豊かな経験のある高年齢求職者に働き甲斐のある職場を提供しています。高いエンゲージメントを持った活力ある高齢者集団として、求職者様と企業様の様々なニーズにフレキシブルに対応して、幅広い分野での雇用創出にチャレンジしていきます。
URL:https://www.mystar60.co.jp/
< マイスターエンジニアリンググループについて >

技術で、社会を支える ~ 「技術連邦」経営を目指して ~
マイスターエンジニアリンググループは、重電機器や都市土木・防災設備などの超重要インフラ※、半導体・自動車をはじめとする産業技術において「社会が成立するための前提条件」の安定稼働と進化を支える企業より事業を承継し、存続・強化させていくことを担う企業集団です。今後も技術連邦の拡大を通して技能・技術の継承と強化を行います。規模と範囲の経済を具現化しながら、お客様より信頼を受け、末永くその期待に応えられるグループとなれるよう取り組んでまいります。
※超重要インフラ:政府定義の「超重要インフラ」14領域について、ほかで代替することが困難であり、昨日が停止もしくは低下すると社会に大きな混乱を招くと見込まれることから、当社では“超重要インフラ”という名称を使用しています。当社グループ各社の技術者は、現場で超重要インフラの機能維持・安定稼働に資するメンテナンス業務に従事しています。