マイスターエンジニアリンググループ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:平野大介)では、日本の産業・社会インフラにおいて特に電気・機械設備のメンテナンスを担う技術者の不足が深刻な問題となっている中で、「F&F(フィールド&フォーラム)」や「技術連邦」による人財育成に注力しています。それらの取り組みについて当社代表の平野がインタビューを受けました。日経人財グロース&コンサルティング 日経HCラボに「マイスターエンジニアリング、『2つのF』と『連邦経営』でメンテナンス業界の技術者育成」人的資本経営の好事例として紹介されています。ぜひご一読ください。
▼掲載記事
マイスターエンジニアリング、「2つのF」と「連邦経営」でメンテナンス業界の技術者育成
https://ngc.nikkei.com/hclab/article/DGXZQOCD195H90Z10C25A3000000/
マイスターエンジニアリンググループが取り組む人財育成
当社は、社会インフラや製造業の安定稼働を支える技術サービスを提供しており、技術者の採用と育成を重要視し2019年のMBOを経て非公開化しました。それを「第二の創業」と位置付け、以降、社員が生涯を託せる技術を身につけられるための環境整備を加速し進めています。「技術連邦」を標榜し、事業承継を通じて技術サービス企業をグループに迎え入れながら、採用・人材育成やDX推進などのバックオフィス支援を実施し、旧態依然としたままの技術サービス業界の変革を目指しています。
エンジニア不足を解決するには、未経験者を広く受け入れ、技術習得を支援する仕組みが不可欠です。当社グループでは、座学コンテンツの充実(フォーラム)と、現場での効果的なOJT環境の構築(フィールド)という「2つのF」を3〜6カ月ごとに繰り返す実践的な技術の育成サイクル「F&F(フィールド&フォーラム)」を展開しています。特に、暗黙知に陥りがちな現場教育において重要な要素を抽出し、プログラム化することで再現性を高めるとともに、キャリアの到達目標を明確に示すことで受講者の主体的な成長を促しています。F&F以外にも、「共創型人財育成オープンプラットフォーマー」として、グループ内外で”育成者を育成する”オリジナルプログラム「教え方研修」「フィードバックスキル研修」を提供するなど、「共創型人財オープンプラットフォーム」としての取り組みを進めています。
こうした育成環境整備や仕組み化、DX推進などをはじめ、当社グループは技術サービス業界全体の在り方やイメージのアップデートに向けた取り組みを進めています。当社の考えに賛同いただいた技術サービス業を営む企業の皆さんには、続々と「技術連邦」への参画をいただいており、その輪は着実に広がりを見せています。今後も、志を共にする仲間とともに、共に技術サービス産業の再創造に向け、あゆみを進めてまいります。



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▼公式Note掲載 代表取締役社長 平野のメッセージを以下で詳しくご紹介しています
技術で、社会を支える――ひとりひとりが主人公となる未来へ。
技術サービス業界の変革を技術連邦によりリードする
【前編】技術サービス産業への問題提起とMBO実施に込めた業界変革への決意。「技術連邦」をリードしながらグループ会社の各経営者と成長に向け互いに切磋琢磨
【後編】事業承継を通して取り組む連邦経営とDX推進。技術者が「生涯を託せる技術」を身に付けるための環境整備と主体的に活躍できる場の創出
関連情報
< マイスターエンジニアリンググループについて >

マイスターエンジニアリンググループは、1974年の会社設立以来、日本の産業・社会インフラを支える技術サービス集団です。重電機器や都市土木等の超重要インフラの改修・メンテナンスや、半導体、自動車、産業機械など多様な分野への設計・開発・フィールドエンジニアリングを提供しています。当社グループは、高い技術力を持つ中小企業と「技術サービス連邦」を形成し、技術者の採用とキャリアアップ機会の提供、経営インフラの共通化、DX導入投資を通じて、社会が当たり前に機能するためのインフラを未来に繋いでいくリーダーとなることを目指しています。
イキイキと働く未来に向けた、共創型「人財育成オープンプラットフォーム」運営を目指して。
少子高齢化による生産年齢人口減少が確実に進んでいく中で、半導体や自動車などの産業技術の進化を支えるエンジニア育成は重要な課題です。マイスターエンジニアリングは、業界の垣根を越えて、産官学が協働して人財育成を推進できるよう、エンジニアの採用・教育と、培った技術を発揮し成長する機会の拡大・提供に積極的に取組んでまいります。